私がタトゥーを消した理由

若かりし頃、数年ほどアメリカに留学をしていた時期がありました。
その時に友達になったアメリカ人の子が可愛いタトゥーをしているのを見て、自分もしてみたいと思い、腕にひとつ、胸元に小さなものをひとつ、入れることにしました。
アメリカでは友達からの評判も良く気に入っていたのですが、日本に帰国してから親には怒られ、友達にも驚かれ、と、あまり反応はよくありませんでした。
プールやジム、温泉へ行く時にはバンドエイドでタトゥーが見えないようにし、友人の結婚式でもショールで隠したりと、堂々とタトゥーを見せて歩くことはほとんどありませんでした。場合によっては、友達に隠してとお願いされることまでありました。
それでもアメリカの思い出だからとタトゥーは消さずにいたのですが、自分の結婚が決まったときに、相手のご両親や、将来生まれてくるかもしれない子どものことを思い、消すことを考え始めました。
さらに、結婚相手のご両親と初めて会ったときに、冬だったので長袖、タートルネックという服装のためタトゥーが見えることは無かったのですが、以前彼と撮影した写真を見て彼のご両親は私のタトゥーを知っていたようで、結婚するのならばタトゥーは消して欲しいと懇願されました。
私もそのときにはそれほどタトゥーに思い入れは無かったですし、これからのことを考えると消したほうが自分のためになると思い、消す事を決心しました。
タトゥーをしたこと自体に後悔はありませんが、子どもが生まれた今、消しておいて良かったと思っています。